現在、ペットボトルは、年間約200億本が生産され回収率は62%、再資源化率は37%で完全再資源化には、ほど遠い状況となっています。
再資源化を促進するには、ペットボトルからキャップを外し、ラベルをはがすことが重要です。
ペットボトルからキャップを外しても一般のゴミに混ぜてしまいますと、焼却処分されCO2の発生源になったり、あるいは埋め立て処分されると土壌汚染を引き起こす事となり、リサイクル資源にはなりません。キャップを分別回収するだけで、環境改善と再資源化の促進が出来るとしたら大変すばらしい事ではないでしょうか。
一方、世界の発展途上国には、まだ栄養失調や下痢、又は予防できる感染症で命を落としたり、後遺症に苦しんだりしている子どもたちがたくさんいます。
ワクチンさえあれば命が助かる子どもたちは、世界で一日に約6000人にも達しているそうです。その子どもたちを救済することが、世界の友人として私たちの役割ではないでしょうか。
私たち一人一人が共生の立場でワクチンを届けることが出来れば、それは国境を越えた未来へのすばらしい贈り物になります。
私たちは、「ペットボトルのキャップを外して集め」再資源化することで「地球環境を改善し」またキャップの再資源化で得た売却益をもって「発展途上国の子どもたちにワクチンを贈る」こうした二つのテーマをシンボルフレーズとして「エコキャップ協会」を設立することを提唱するものです。
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